墜落事故に思う事

2017年6月2日 16:43 comment(0) [高所作業]


みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
段々暑くなり、熱中症に気を配りながら作業する季節になりました。

水分、塩分、そして睡眠をしっかりと取って下さいね。

何事も、「健康が一番」です。


さて、先月末にまたまた墜落事故が発生いたしました。
その概要と、弊社の思うところを記載します。
(少し長くなります)

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現場状況
関東圏、7階建(高さ:約20m)
屋上端部(1m以下)通信設備の交換、点検作業、
胴ベルト型安全帯未装着(現場には持参)
作業責任者、作業員の2名での作業

被災状況
男性1名:30才代後半
2017年5月下旬 午前11:00頃、ビル屋上より墜落。
隣接ビル(4階建)との隙間に挟まりながら墜落したものと推測。
骨折(頭蓋、顎、腿、腰)、肺挫傷、顔面損傷、

再度徹底事項として
1)ビルでの危険な区画定義を再確認。
2)危険な高所では「無胴綱状態」にならない。
3)作業の前と後での安全品質の確認
・作業前ミーティング時に「事故の重大性」を十分認識して従事すること。
・人は「近道行動」を行いがちで、楽をする、ルールを守らないなどミスを起こしやすい。
・高所作業でのミスは致命的であり、自身のみならず家族までも不幸を招く結果となる。
との通達。

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一命は取り留めた様子ですが、非常に痛ましい限りです。
被災された方の回復と、社会復帰を願うばかりです。


では、このような事故はどうしたら防げるかを、今回の事故当事者に限らず全ての高所作業に携わる発注者、事業者、労働者を念頭に入れて考えてみることにします。

弊社の視点で捉えて記載しますので、賛否両論あると思います。
ただ、「二度と事故が起きないため」の一心からの視点ですので、これよりもっと良いお話がございましたら逆に御教授頂けると嬉しいです。

まず、従事者(被災者)です。
労働安全衛生法(以下、安衛法)第4条
労働者は、労働災害を防止するため必要な事項を守るほか、事業者その他の関係者が実施する労働災害の防止に関する措置に協力するように努めなければならない。

労働安全衛生規則(以下、安衛則)第520条
労働者は、第518条第2項及び第519条第2項の場合において、安全帯等の使用を命じられたときは、これを使用しなければならない。

とあります。

このような作業環境で作業を行えるスキルを有していたのでしょうか?
恐らく、高所作業は危険だし、ヘルメットや安全帯は必要だとの認識はあったのでしょう。
安全作業のルールも「元請」さんからの教育として受けていたでしょう。
ルールに従って作業前のミーティングも行いその取り決めに従って「注意」しながら作業を行っていたでしょう。
それでも墜落事故が発生しました。

それから、同行者さんです。
何故、注意しなかったのでしょうか?
もしも注意していたとすると、何故、それを聞き入れてもらえなかったのでしょうか?
同行者がいても、墜落事故は防げないと云うことになります。
(同行者の情報が有りません。被災者が責任者なのか作業者なのかも不明です)

次に事業者さんです。
元請さんから被災された方の勤め先までが該当します。

安衛法 第24条
事業者は、労働者の作業行動から生ずる労働災害を防止するため必要な措置を講じなければならない。

安衛法 第59条
事業者は、労働者を雇い入れたときは、当該労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行なわなければならない。
2)前項の規定は、労働者の作業内容を変更したときについて準用する。
3)事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。

安衛則 第518条
事業者は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
2)事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

安衛則 第519条
事業者は、高さが2メートル以上の作業床の端、開口部等で墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、囲い、手すり、覆い等(以下この条において「囲い等」という。)を設けなければならない。
2)事業者は、前項の規定により、囲い等を設けることが著しく困難なとき又は作業の必要上臨時に囲い等を取りはずすときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

安衛則 第521条
事業者は、高さが二メートル以上の箇所で作業を行なう場合において、労働者に安全帯等を使用させるときは、安全帯等を安全に取り付けるための設備等を設けなければならない。
2)事業者は、労働者に安全帯等を使用させるときは、安全帯等及びその取付け設備等の異常の有無について、随時点検しなければならない。

とあります。

法解釈を上から当てはめると、
労働災害を防止するため必要な措置として、何を実施されたのでしょう?
そもそも、転落するような環境での作業である認識があったのでしょうか?
認識が無い訳はあり得ないので、有ったとすると教育したのでしょうか?
安全帯を持参していたので「渡し」てはいますが、「使用させる」ためにどんな措置をしたのでしょうか?
また、安全帯を取り付ける設備は事業者によって設置、点検を行わなければなりませんが、それ自体が実在しているのでしょうか?

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法律の部分はほぼ原文のままですので長くなりましたが、要するに労働者に対する安全のための措置を何も実施していないと言うことです。

事業者だけでなく、墜落した本人も。

厳しいことを書きますが、大手の企業であればある程、「的外れ」な対策を実際の従事者に強いています。

いつまで経っても、事故を起こしています。

特に「安全担当者」と呼ばれる多くの「偉い方」は、実際の現場を見ていません。やっていません。
(見てはいますが、観察と云うか考えながら視ていないと云うか。。。)
実際、やってみなきゃ解んないですよね。


私は講習の中で、こんな事をみなさんに伝えています。
「百聞は一見にしかず。」その先に「千見は一技にかなわず」と。
造語ですが解りますよね。


今回の事故後の通達文を見ても
「再確認」「認識」「無胴綱の禁止」「再徹底」などと謳われていますが、
具体的に「こんな対策」を「このようにして実施しよう」。
実施方法は「これ」を使用して「このように実行」すれば墜落しないよ。
と示されていませんよね。

はっきり言って「愚の骨頂」です。


ムッと来た方、それは「図星」だからです。
それを認めない限り不幸な事故は続きます。
なぜなら、「改めない」から。。。

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結論として、「どうすれば防げるか」です。


一番難しいところですが、はっきり書きます。

1)高所作業はプロが作業に従事すること。

まさにその通りです。
・絶対に墜落しないと言えるのがプロです。
・墜落しない「技」を持っていて、それをいつも実行しているのがプロです。
・この仕事で「飯を食ってる」のがプロです。
・事業者の不備を補えるのがプロです。

とは言え、プロは非常に少なく限られています。

ですから、しっかりと「教育」「訓練」「練習」をして「経験」させて正しい判断の出来る「プロ」を育てなければなりません。
当然、その経費も掛かるでしょう。

(墜落事故が発生した場合の費用と「教育・訓練」にかかる費用はどちらが安いでしょうか?)


2)リスクの対処に適切な費用を掛ける、払う

作業従事者は特攻隊の隊員じゃありません。
日本人は真面目ですから「この仕事」を与えられたらやるでしょう。
だから事故のリスクを過小評価して「前回大丈夫だったから今回も大丈夫。」と現場で事故を起こします。
しかし、プロなら「こんな対策で防げるよ」「こんな機材があれば落ちないよ」と正しいリスクを見積もれます。
それを誰かに「阻まれる」事があってはなりません。
現在、それがまかり通っていますがそんな時代は終わっています。


3)何があっても自己責任で高所作業に従事する。

先に挙げたものに関連しますが、現場のルールは現場で作り現場で守る事。
現場でよく「この現場では該当しない」とか「計画書に書かれていない」とかの声を耳にします。
指示が有るか無いかは関係ないと思います。
自身と仲間の命を「危険に晒さない」事は現場のプロに任せて実行させればよいのです。
現場を知らない者の指示に囚われていれば、正しい判断に基づく行動が出来ません。

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と、長くなりましたが
具体的な「墜落の防止方法」「安全な高所作業」「救助の方法」などございましたら
お気軽にお問い合わせ下さい。

宜しくお願い致します。


レストレイン(転落防止)

2017年 酉年 年頭のご挨拶

2017年1月5日 00:10 comment(0) [一般]

2017年
あけましておめでとうございます。

旧年中は、皆さまから多くのご指導、ご鞭撻を賜り、大変感謝いたしております。

おかげをもちまして、今年も無事故で新年を迎える事が出来ました。


昨年11月より離島での業務が続き、年始のごあいさつも出来ず、
皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。


本年も昨年同様、変わらぬご愛顧の程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。


                 Onsight System Inc.
                 代表取締役 西林 真雄

ロープ高所作業の特別教育を開催して思うこと。

2016年9月8日 19:07 comment(0) [高所作業]


みなさん、お変わりないですか?

今年の天候はおかしいですね。
雨が降るとなると、災害が起きるほど降り、
全国にいる知人が心配で。。。

消防官や自衛官の方々には、本当に頭が下がります。



既に何度も「ロープ高所作業」特別教育を開催しています。

さまざまな情報が輻輳していて、まったく「妙」な質問を
頂いたりする事もございますが、受講されるみなさんは
とてもまじめに講義を受けて下さいます。

講習時には弊社オリジナルのテキストで学んで頂いていますが、
厚生労働省が発行した事業者向けの

「ロープ高所作業」での危険防止のため労働安全衛生規則を改正します

も添付資料としてお配りしています。

それは簡潔で解り易いからなのですが、へんてこな部分も有るからです。

挿絵を観察すると欧米の方から笑われてしまいそうですが、これが国内の現状なのです。

「みなさん、どこが変ですか?」って講習会の時に訪ねています(笑)



弊社の講習会ではこれに記載している
・身体保持器具
・安全帯
・接続器具
・メインロープ
・ライフライン
と云う機材に「墜落防止器具」を追加して学んで頂いております。

(リトラクタ型墜落阻止器具と云う記載もありますが、特定の商品を示してしまいそうで。。。)

各業界のテキストを取り寄せて拝見させて頂くと危なっかしくて
欧米との違いを理解して頂かないと本当の「ロープ高所作業」の安全はあり得ないと思うんです。


弊社は
メーカーではありませんから、「この機材じゃなきゃダメ!」なんて言いません。
どこの団体にも属していないので、「こうしなさい!それはダメ!とも言いません。

受講生の皆さんの、用意できる資機材で出来得る限りの安全対策を習得して頂いております。
(ちゃんと最新の機材もスキルも知識も習得して頂いています)



さて、

この改正省令では「ライフライン」と呼んでいる「命綱」。

欧米では「ビレイ(Belay)」と言います。
人をロープで確保すると云う意味で、登山をする人は必ずこう言います。

産業用ロープアクセスにおいては、作業中は常にアクティブでなければなりません。

では、どんな方法があるでしょう。

1)Truth Belay
2)Self Belay
3)Conditional Belay
4)Conditional Self Belay

これを明確に出来る指導者は数える程なのですが、弊社の講習会では説明をしています。

何が言いたいかと云うと「手を放しても墜落する事の無い下降器具」は(4)を兼ねている。
と言えますよね。

言い換えれば「手を放すと墜落する下降器具」でも(4)を施せば墜落する危険を排除できると言うことです。

受講生さんの中には、さすがに「シャックルで下降」はしていないものの、エイト環やその手の下降器具を「愛用」されている方にとって、具体的な(4)の工法を教えますと大変喜ばれます。



次は「大きな問題」、

改正省令の求める強度について、二つの問題があります。

1)「十分な強度を有するもの」として
例:コネクタ・・・11.5kNの引張荷重を掛けた場合でも破断しない。

と条文に記載されていますが、国内製品に破断強度の記載がありません。
(最近は強度表示がされている製品が出回っていますが信頼度が。。。)

国内では使用制限荷重(W.L.L)や安全使用荷重(S.W.L)の表示で破断強度ではないんです。

法解釈上
厳密に言えば、破断強度が解らない国産の資機材は使用出来ない事になります。


2)グリップ、ディセンダー・・・11.5kNの引張荷重を掛けた場合でもメインロープの損傷等により保持機能を失わないもの。

と条文に記載されていますが、欧米の産業用ロープアクセスで使用するハンドアッセンダー等は、3〜7kNでメインロープを食い千切ったり本体が破損する可能性があるデータがあります。
それは脆いわけではなくて、人1人(レスキュー時は2人)の荷重程度で耐えれば良いし、本来、衝撃荷重が加わる使い方をしないから何の問題も無いわけです。

この強度の数字は、たぶん国産の三つ打ちロープ用のロープグラブの強度を参考にあてがわれたのでしょう。

法解釈上
厳密に言えば、欧米のチェストアッセンダー、ハンドアッセンダーは使用出来ない事になります。


などなど、??の事が沢山ある「ロープ高所作業」特別教育ですが、
素晴らしい知識やスキルを持った指導者もいらっしゃいます。

みなさん、良い教育機関で学ばれることをお勧めいたします。

追伸
消防関係者の方から多くのお問い合せを頂いております。
一般の建設業とは一線を画した「スペシャル」な講習を致しますので、お気軽にお問い合わせさい。

ロープ高所作業「のり面作業」向け現地講習

2016年7月12日 20:30 comment(0) [高所作業]


暑いのに雨、雨、雨。。。

うっとおしい天気がつづきますね。

先日、島根県の某地区でのり面作業員さん向けのロープ高所作業を開催いたしました。

通常は企業様単位であったり、企業様とその関連会社様での開催ですが、この度はその地区の建設業組合様での各社合同での開催でした。

大人数となると講習の「質」が低下しますので、2日に分けて開催させて頂きました。

天気が心配されていましたが、パラリとされた程度で大したこともなく、
大変充実した講習会でした。

受講生の皆さんは、私より遥かに「先輩」が多いにもかかわらず、熱心に学ばれました。

本当におつかれさまでした。


みなさんに
・楽しかったよ
・ためになったよ
とのお言葉をたくさん頂戴いたしました。嬉しい限りです。

この場を借りて、感謝を申し上げます。


講習風景の画像を掲載したいのですが、HOSTのP/Cに繋がらなくて。。。

こちらで載せています。

OnsightSystemInc. - Facebook

みなさん、こちらも宜しくお願い致しますね。


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可部トレーニングセンターの退去のお知らせ

2016年5月31日 10:11 comment(0) [一般]


すっかり暑くなって来ましたね。
もうじきジメジメするの季節です。

さて、弊社の有る広島市安佐北区では日本初の出来事が起こります。

それは、JR西日本の「可部線」と云う線路の一部復活。
昔は広島市内の横川駅から可部駅までは電車、
可部駅〜三段峡駅までディーゼル機関車が走っていました。

2003年に可部駅より奥の電化されていない路線が廃止されていましたが、
2017年春に2駅分電化され見事に「復活!」(電化延伸と云うらしい)

廃線が復活するのは日本初の出来事だそうです。


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とても嬉しいニュースなのですが

弊社「可部トレーニングセンター」からは諸般の事情で退去することとなります。
(2016年6月末予定)

変わった建物で雨天でも訓練が出来る施設でしたが、
今回の件と、合わせてなかなかの賃貸料。。。。

みなさんにはご迷惑をお掛けする事となるのが、断腸な思いで大変悲しいことです。

移転先がまだ決まっておりませんので、決まりましたら
このホームページ、もしくはFaceBookでお知らせいたします。


また、今後の主要な業務と致しましては、

・高度高所作業技術の訓練、及びそのコンサルティング
・ロープ高所作業「特別教育」の講習
・高所に関する工事の支援
・ロープレスキューの技術を用いた特殊搬入
・応急手当ての訓練(MEDIC First Aid(R)の訓練プログラム)


高所作業訓練の関しましては、当面は出張講習のかたちになりますので、
あちらこちらに飛び回ります。


何かございましたら、Facebookか携帯電話にてお問い合わせ下さい。


サーバー等の移転も結構大変で。。。。(泣)
電話やFAXが変更になるかもしれません。。。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

ロープ高所作業 みなさんの現場で開催します!

2016年3月26日 22:59 comment(0) [高所作業]


みなさん、春がきました!

この時期は、別れや出会いの季節です。
新しい出会いに「ワクワク」しますね。


本年から、ロープ高所作業「特別教育」の講習を開催致しておりますが、

各界から様々な問い合せにバタバタ致しております。

お問い合せ下さったみなさま、この場を借りて心より御礼申し上げます。


今年に入って、様子見のお客さまから、具体的な問い合せを頂くようになりました。

中でも、「現場で開催して頂けないか?」と多く尋ねられます。

そりゃ、受講される方の交通費や滞在費って結構高く付きますものね。


そこで わたくし、考えました。

この事務所へみなさんにお越し頂くのがベストなのですが、
実際の業務をされている現場の方が良ければ「現場に行きます。」

ロープアクセス系でも、のり面作業系でもお任せください。

当然のことですが、産業用です。
弊社は10年以上の実績がございます。

資機材を持って、車で直接みなさんの現場まで行って特別教育を行います!


座学4時間以上、実技3時間以上の規程が有るので、仮設ハウス等が必要です。


費用に関しましては原則として、お見積りさせて頂かなくては正確には出ませんが、

・出張講習として、受講人数が4名様より開催致します。

・4名〜7名、8名〜11名、12名〜15名、16名〜で移動費用や滞在費用等を割り引きます。

・出張エリアは中・四国、九州と近畿地方の一部。(ご相談ください。)


移動費用とは
・高速道路代金:普通車通常料金
・車両代金  :距離に比例した弊社規程料金

滞在費用とは
・現場近隣の標準的なビジネスホテル1泊2食付の料金




恐らく、各地を飛び回る事となるでしょう。

なるべく近隣地域で開講させて頂きたいと思いますので、
日程の調整ために、余裕を持った日付でお問い合わせ頂くと、大変うれしいです。


ロープ高所作業「特別教育」に関する施行期日が
平成28年7月1日からとなっており、直前では込み合う可能性がございます。

早めのお問い合せを宜しくお願い申し上げます。


Facebookもございます。


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ロープ高所作業「特別教育」修了者の感想

2016年3月1日 17:35 comment(0) [高所作業]


早めの投稿になります。

広島の名残り雪にしては結構積もりました。
ちょっとびっくりです(^O^)

先日、急遽第2回ロープ高所作業「特別教育」を開催いたしました。

今回は、ビルクリーニングの方、ロープ救助の先生、消防の隊長の方が受講されました。

業界では著名な方です。


一つ前のコラムに掲載しているお客さまで、当社をお選びくださった方の感想は、

「確かな講習でした」
「建設現場の事、良く分かっておられますね」
「新しい資機材は慣れれば安全ですね。買おうかなぁ」
「ホントじゃ、ブランコの取り方が違うんですね」
「エイト環下降途中に手を放しても墜落しない方法が有るんですね」
とのお喜びの言葉を頂戴いたしました。
最後に
「みんなに自信を持って勧めます」と。

大変ありがたいことです。


ロープ救助の先生と消防の隊長さんは、安衛法の改正による「特別教育」が業界にどのような影響が有るのかをご思案されているタイミングで声を掛けて頂いて開催予定に乗られました。

釈迦に説法的な部分もございましたが、講習内容には、

「建設業界での労働災害に対する取り組みが分かりました」
「クリーニング業界、建設業界の現状の技術が分かりました」
「今回の法整備に至る経緯がよく分かりました」
「ロープアクセス系の正しい考え方は消防には無いので勉強になりました」
「海外で学んだ知識が良く咀嚼されていて大変解り易かったです」
「そのやり方、良いっすね」
とのお言葉を頂きました。

非常に嬉しいお言葉です。

そんな話をしながら、他の機関が発行している本件の講習テキストをみんなで複数冊比較して確認しましたが、

当社のテキストと指導内容の方が「よりためになる」と全会一致
(社交辞令ではなさそうでした(笑))

そりゃそうですよ。この講習に特化したものを1から作ったんですから。。。



ロープ高所作業に関しては消防の方も色々とご検討されているようです。
この1週間で北から南からと、四署の方とお話をいたしました。

出来る限りお手伝いさせて頂きますので、
お気軽にお問い合せ下さい。

何卒、宜しくお願い申し上げます。


ロープ高所作業「特別教育」講師の派遣

2016年2月26日 13:14 comment(0) [高所作業]


まだまだ寒い日が続きます。
体調を崩し易い時期ですから十分な休養を取りましょうね。

各方面からロープ高所作業「特別教育」のお問い合わせをいただいております。

とてもありがたいことです。
心より御礼申し上げます。

業界内でもロープを安全で確実に扱えるスキルをお持ちの方は少ないのですが、当社が認める方もいらっしゃいます。

その方々のご協力とご支援を頂いて弊社の実施している
ロープ高所作業「特別教育」の出張講習を西日本各地で受講できるように進めております。

出張教育は、
・ロープ高所作業「特別教育」の全過程の講習
・上記全過程に加えワークショップ(勉強会)の追加講習
・既に学科のみの特別教育の講習機関への実技追加の支援
・既に学科のみ受講済み企業様への実技講習
・「特別教育」修了者へのワークショップ

など、様々なニーズに対応させて頂きます。

お気軽にお問い合せ下さいませ。

現在、当社のHPの「講習日程の確認」をリニューアルしております。
皆様にはご迷惑をお掛け致しており、誠に申し訳ございません。


第2回 ロープ高所作業 「特別教育」講習開催

2016年2月17日 20:00 comment(0) [高所作業]


みなさん、寒くなったり暖かくなったりで体調を崩されていませんか?
巷ではインフルエンザが流行っています。
油断なさらないで下さいね。

誠に急ですが2016/02/27(土)に急遽ロープ高所作業の「特別教育」講習を開催いたします。
定員に達し次第締め切ります。早い者勝ちで申し訳ありません。
3月は年度末ですから予定が立ちません。m(_ _)m


先日こんな事がありました。
悲しい、悔しい、憤り。。。。
複雑な思いとともに、頑張らねばと!

当社が全国に先駆けて今年から提供させて頂いている「ロープ高所作業 特別教育」に関してのお話です。

以前お問い合せを頂いておりましたお客様へ、日程と追加人数の確認をさせて頂きましたところ、思いもよらないお話が。。。

電話の応対から察しても尊敬出来る方で、ポジティブながら慎重さを感じる、
「この方と一緒に仕事したいな」と思えるお客様です。

問い合せの時に、受講人数は多い方が楽しいですし費用も検討致します。とお伝えしておりましたので、同業の方にお声を掛けて下さいました。

大変ありがたい事です。

ところが、返った返答が、
・そこの講習は大丈夫?
・クレーン学校みたいな認定あるの?
との事で。。。

人数は変わりません。と。

その発言の方には他意もなく、不安の気持ちからの事でしょう。
しかし、お問い合せ下さったお客様に対して申し訳ない気持ちや
まだまだ力不足の悲しさ、複雑な気持ちになりました。

ん〜

改定されたばかりの安衛則で正確な情報が少ない事と、既得権益の維持のための不確かな情報ながれているようです。


ですから、当社を選んで下さったお客様の為にも正しい情報を伝えておきます!

ロープ高所作業の「特別教育」には、
・特別教育規程第23条に定める学科教育及び実技教育により行うこと。
・講師についての資格要件は定めていない。
・教育科目について十分な知識、経験を有する者でなければならない。

当社は、念の為に講習の開催確認を「労働基準監督署」に取っております。
(2016/01/05)

要件が整えば、自社内での教育でも構いません。

では、当社についてです、

・建設現場で土木工事や電気通信工事、鉄塔建設などの経験が20年以上あります。
・様々な建設業関連の資格、職長教育、施工管理士などを有しています。
・欧米のフルボディハーネスの導入は10年以上あります。
・ロープアクセス技術から、タワー、ストラクチュア、マウンテンのレスキュー技術を、国内のみならず、USAやNZ等の海外でも学んでいます。
・その技術を実際の現場で活用し、常にフィードバックを繰り返しています。
・学んだ知識や技術を体系的に組み直し、「高度高所作業技術訓練」として一般からレスキューまで指導しています。
・世界安全機構(WSO)公認の応急救護プログラム「MEDIC First Aid」のMFA JAPAN公認トレーニングセンターとして、応急手当ての訓練を提供しています。


ハッキリ申し上げますが、建設業界でロープや安全に関して当社を超える会社は国内には存在しません。

今後、建設系の資格習得の認定機関でもこの特別教育が開催されると思います。
業界内でも賛否のある特別教育ですが、国で定められたからには守らねばなりません。受講しておく必要があるのです。

当社より優れた訓練機関はありますが、
そんなに多くはないでしょう。

ここまで読まれた方ならわかりますよね。
(先のお客様の名誉が保たれましたかね?)


ご拝読下さり、誠にありがとうございました。
m(_ _)m


ロープ高所作業 特別教育コース開催

2016年1月8日 20:45 comment(0) [高所作業]


年が明けて1週間が経ちましたので、すっかり正月気分は抜けましたか?
みなさん、今年も宜しくお願い致します。

今年は雪が少なく暖かいですね。
私は、今シーズンの初雪を今日鉄塔上で見ました。


先日からコラムにも掲載させて頂いております「ロープ高所作業」に関して、
さまざまな団体で動きがあるようです。

弊社も検討を重ねておりまして、昨年末にロープ高所作業「特別教育コース」のテキストが完成いたしました。

全国に先駆けて、2016年1月5日に第一回の「特別教育コース」を開催いたしました。
旧知の仲の鳶企業さまに「トライアル」でのご提供です。

その際の内容を御紹介させて頂こうと思います。


法令改正の概要

・労働安全衛生規則(以下、安衛則)第36条(危険又は有害な業務)に「ロープ高所作業」が加えられました。

・労働安全衛生法(以下、安衛法)第59条(安全又は衛生のための教育)によって「特別な教育」を行わなければなりません。

・ロープ高所作業に係る特別教育、第23条では以下の科目について掲げる時間以上行うものとする。

学科
 @ロープ高所作業に関する知識・・・・・1時間
 Aメインロープ等に関する知識・・・・・1時間
 B労働災害の防止に関する知識・・・・・1時間
 C関係法令・・・・・・・・・・・・・・1時間
実技
 Dロープ高所作業の方法・・・・・・・・2時間
 Eメインロープ等の点検・・・・・・・・1時間

・特別教育の講師については資格要件を定めていないが、教育科目について十分な知識、経験を有する者でなければならない。

詳しくは厚生労働省のwebでご確認ください。

ロープ高所作業について、改正労働安全衛生規則が施行されます。


弊社の「特別教育コース」の概要

今回は7名の受講で、みなさん鉄塔・橋梁の鳶職人さんです。
全員顔見知りの方でした。

受講生テキストは概ね60項。先ずはイントロダクション。

建設業界での現状や普段のみなさんの業務から事故発生のビデオ鑑賞。

○みなさん、目を覆いながらビデオをみました。


学科@
ロープ高所作業のメリット、デメリット、活用事例をディスカッション形式で。

学科A
ロープアクセスで現在主流となるロープの種類、構造、特徴。
伸び率の違いと併せて、欧州vs米国のロープの違いを少し。
荷重のはなし。
古くからある機材から最新の機材まで、メーカーを問わず手に取って学習。
プーリー、リギングプレートなど、特殊な機材の紹介。

学科B
リスクアセスメントやTBM-KY(危険予知活動)による労働災害の防止ツールのディスカッション。
オペレーショナルセーフガードの発想。
高所作業の安全三原則と弊社独自の「Never use Safety ZERO」という概念。

学科C
安衛法、安衛則、ロープ高所作業に係る特別教育。
英国HSE2005高所作業規則の紹介。

実技D
ノットワーク、ロープワーク、アンカーワーク。
安全帯(フルボディーハーネス)の特徴と、正しい着用方法。
自己確保の方法(トラベリングセルフビレイ)。
実際の機材を使用しての登高、下降。
機材無しの登高、下降(プルージックコード)。

実技E
製品取扱説明書による点検、保管、管理と記録。
ロープや資機材の一般的な使用上の注意事項。


講習風景はこんな感じです。

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講習では以下のことに十分な対策が必要でしょう。

・法で決められた内容は、自由度が広い。裏を返せば「曖昧?」と感じる。
・ノットやアンカーといった大変重要な部分の追加が必要。
・業界内で御周知のように、訓練時間が大変少ない。
・再訓練や追加でのワークショップが必要。

一応全てに対策が出来ていましたので、みなさん充実した時間を過ごされました。


高所作業の分野では、これから求められる「特別教育」であることは間違いありません。

早い段階で訓練を受けておくことは、競合他社との大きなアドバンテージとなるでしょう。

弊社のWEBサイトをご覧のお客さまには少しでも早く学んで頂いて、安全な作業を行って頂きたいと思います。


パンフレットです。
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